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居酒屋の客単価を上げる3つのスタッフ戦略|月25万円売上アップの実践法
売上・経営改善

居酒屋の客単価を上げる3つのスタッフ戦略|月25万円売上アップの実践法

客数を増やさずに売上を伸ばしたいなら客単価アップが最短ルート。スタッフの動き方・メニュー設計・提供スピードの3点で月12〜25万円の改善を目指す実践ガイドです。

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居酒屋の客単価を上げる3つのスタッフ戦略|月25万円売上アップの実践法

「客数は安定しているのに、売上がなかなか伸びない」

そんなお悩みを持つ居酒屋オーナーは少なくありません。新規集客には広告費がかかりますが、客単価を上げる取り組みはほぼコストゼロで実行できます。

月間客数が2,500人の店舗で客単価をわずか50円上げるだけで、月12.5万円の売上増。100円上げれば月25万円の改善です。年間にすると150〜300万円の差になります。

この記事では、スタッフ全員がすぐに実践できる客単価アップの具体的な方法を3つに絞ってお伝えします。


まず整理|客単価は「注文単価×注文点数」で決まる

客単価を上げる打ち手を考える前に、構造を理解しておくことが大切です。

客単価 = 注文単価 × 注文点数

この2軸のどちらを伸ばすかによって、打ち手がまったく変わってきます。

アプローチ主な施策
注文単価を上げる高価格メニューへの誘導、グレードアップ提案
注文点数を増やす追加注文の促進、ペアリング提案、デザート提案

居酒屋の場合、注文点数を増やすほうがお客様への心理的ハードルが低く、取り組みやすい傾向があります。まずは「もう一品」「もう一杯」を自然に提案できる仕組みを作ることから始めましょう。


施策①|メニューに「価値の説明文」を加える

高価格メニューが売れない理由の多くは、「なぜこの値段なのか」がお客様に伝わっていないことです。

たとえば、ただ「特製チャーシュー麺 980円」と書くより、

特製チャーシュー麺 980円 48時間低温調理した自家製チャーシューを3枚のせた看板メニュー。とろける食感が人気です。

と一言添えるだけで、注文率が大きく変わります。実際にメニューリニューアルで上位グレードの注文率が1.5〜2倍になった事例も珍しくありません。

また、ランキング表示も効果的です。「本日の人気ランキング TOP3」をメニューや卓上POPで見せると、迷っているお客様の背中を自然に押せます。人気商品が売れることで顧客満足度も上がり、再来店にもつながる一石二鳥の施策です。

実践ポイント

  • 原価率が高すぎない看板商品3〜5品に説明文を追加する
  • 「スタッフおすすめ」「人気No.1」などのバッジをつける
  • メニュー改訂のたびに数字で効果を検証する習慣をつける

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施策②|提供スピードを上げて「追加注文の窓」を作る

追加注文が生まれるためには、最初の料理が早く届くことが大前提です。

ファーストオーダーの料理がなかなか来ないと、お客様は「頼み過ぎたかな」「次は控えよう」という心理になります。反対に、注文から5〜7分以内に最初の一品が届くと、「このお店は早いな」という安心感が生まれ、追加注文のハードルが下がります。

そこで有効なのが「スピードメニュー」の先出しです。

  • 枝豆・お通し・冷奴など、すぐに出せるメニューを最初に提案する
  • キッチンの混雑時間帯は、仕込み済みの一品を積極的にオーダーを取りに行く
  • テーブルに着いて2〜3分以内に最初の接客を行うルールを徹底する

提供スピードを意識するだけで、1テーブルあたりの注文点数が平均0.5〜1品増えるケースも多く報告されています。


施策③|スタッフのペアリング提案トレーニング

客単価アップの最後のカギは、スタッフの声かけタイミングとスキルです。

「何かご注文はよろしいですか?」という漠然とした声かけより、具体的なペアリング提案のほうが圧倒的に効果的です。

タイミング別・声かけの例

タイミング提案例
料理提供時「こちら、レモンサワーと合わせると絶品ですよ」
ドリンクが残り少ないとき「次のお飲み物はいかがですか?」
メイン料理が終わったとき「〆にラーメンや茶漬けはいかがですか?」
食後のタイミング「デザートとコーヒーのセットもございます」

このような声かけをスタッフ全員が自然にできるよう、週1回15分のロールプレイを取り入れるだけでも定着度が大きく変わります。

なお、本部(経営側)はリピートを前提とした客単価の上限を設計し、現場スタッフは客単価を最大化するアクションを取るという二層構造が理想的です。無理な売り込みでお客様に不快感を与えると、リピート率が下がってしまいます。「提案はするが、押しつけない」文化を育てましょう。


まとめ|コストゼロの客単価アップは今日から始められる

居酒屋の売上アップに、新規集客だけが答えではありません。

  1. メニューに価値説明を加えて、高単価商品への自然な誘導を作る
  2. 提供スピードを上げて、追加注文が生まれやすい雰囲気を作る
  3. スタッフのペアリング提案スキルをトレーニングで底上げする

この3つを組み合わせることで、月12〜25万円規模の売上改善を、広告費ゼロで実現できます。

客単価が上がっても、そのお客様が再び来店してくれなければ効果は一回限りです。せっかく満足して帰ったお客様に、次の来店のきっかけを届けられる仕組みを整えることが、安定した売上につながります。

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