トップ/ブログ/定食屋の値上げ回避術|原価率を下げる5つのロス削減・メニュー対策
定食屋の値上げ回避術|原価率を下げる5つのロス削減・メニュー対策
売上・経営改善

定食屋の値上げ回避術|原価率を下げる5つのロス削減・メニュー対策

物価高騰が続く中、価格を上げずに利益を守る方法を解説。ABC分析・オーバーポーション管理・日替わりメニューなど、定食屋オーナーがすぐ実践できる原価管理・ロス削減のコツをまとめました。

飲食店のリピーター・売上アップを自動化したい方へ

1ヶ月無料で試す →

定食屋の値上げ回避術|原価率を下げる5つのロス削減・メニュー対策

「仕入れ値が上がっているのに、値上げすると客が離れそうで怖い……」

そんな悩みを抱える定食屋オーナーは、今とても多いです。食材費の高騰は避けられない現実ですが、値上げ以外にも利益を守る手段はあります。今回は、原価率を下げながらお客さんに喜ばれるメニュー作りを続けるための、具体的な対策をご紹介します。


1. まず「原価率」を正確に把握する

対策を打つ前に、まず現状を数字で把握することが大切です。

原価率の基本式:原価 ÷ 売上 × 100

例えば、原価が300円の定食を1,000円で提供していれば、原価率は30%。飲食業では一般的に30〜35%以内に抑えることが目安とされています。

ポイントは「感覚で判断しない」こと。仕入れ値は月ごとに変動します。スプレッドシートを使って、商品ごとの原価率を月に一度は必ず再計算する習慣をつけましょう。仕入れ値が上がったタイミングで気づかずにいると、気づいたときには利益がほとんど残っていない、という事態になりかねません。


2. 「オーバーポーション」は見えにくい損失の温床

原価管理で見落とされがちなのが、提供量のブレ(オーバーポーション)です。

たとえば、豚の生姜焼き定食の肉を規定量100gのところ、うっかり110g盛り付けてしまっているとします。1gあたり1円の食材だとすると、1杯あたり10円の損失。それが年間1,500杯の注文があれば、年間15,000円の利益損失になります。

一品ではこの金額でも、メニュー全体で同じことが起きていれば、年間数十万円規模になることも。

対策はシンプルです。

  • 盛り付けの際はスケール(計量器)を使う習慣をつける
  • スタッフに規定量を明示したレシピカードを厨房に貼る
  • 新人スタッフには最初から計量を徹底させる

「毎回測るのは手間」と感じるかもしれませんが、慣れれば数秒の作業です。これだけで利益率がじわじわと改善していきます。


3. ABC分析でメニューを絞り込む

「メニューを多くすれば選択肢が増えてお客さんに喜ばれる」と思いがちですが、実はメニューが多いほど食材の種類が増え、廃棄リスクも高まります

リピーターが増える仕組み、TORQで作れます

来店促進・リピーター獲得・クーポン配布を全自動化。初期設定だけで動き続けます。

1ヶ月無料で試す

そこで活用したいのがABC分析です。

ランク注文比率の目安対応方針
A(よく出る)上位70%メニューの柱として維持・強化
B(ふつう)次の20%食材共有できるか見直す
C(ほぼ出ない)下位10%廃止または期間限定に変更

やり方は簡単です。POSレジや手書きの注文記録から、商品別の注文数を3ヶ月分集計します。ほとんど注文されないメニューを特定できたら、思い切って削除するか、期間限定に切り替えましょう。

メニューを絞ることで、食材種類が減り、在庫管理が楽になり、廃棄ロスも下がります。実際に、人気メニューに絞り込んで低価格を維持しながら多店舗展開に成功している事例(48店舗展開・ワンコイン以下)もあります。メニューの「引き算」は、お客さんにとっても選びやすさにつながります。


4. 日替わりメニューで食材を無駄なく使い切る

仕込み量をどれだけ工夫しても、食材が余ってしまうことはあります。そのときに力を発揮するのが日替わりメニューです。

たとえば、週末に使い切れなかった野菜や肉を翌週月曜の日替わり定食に組み込む。お客さんにとっては「今日だけのメニュー」として新鮮に映り、あなたにとっては廃棄ゼロになる一石二鳥の施策です。

実際に「もつ煮込みぶっかけ丼500円」を日替わり的な目玉メニューとして打ち出したところ、ランチ客の半数近くが注文する人気メニューに育てることに成功した事例もあります。

日替わりをうまく回すコツは、曜日ごとの売上傾向をデータで把握しておくこと。「水曜は客数が少ない」とわかっていれば、水曜の仕込みを少なめにして、余った食材を木曜の日替わりに活用するという計画が立てられます。


5. 仕込み量は「売上予測×1.5倍」を基準に

廃棄ロスを減らすうえで、仕込み量の設定は最重要です。多すぎれば廃棄、少なすぎれば品切れで機会損失。

おすすめの考え方は、過去3ヶ月のデータをもとに曜日別の販売数を予測し、その約1.5倍を仕込み量の上限とすることです。

「なんとなく今日はたくさん作ろう」という勘頼りの仕込みをやめて、データに基づいた仕込みに切り替えると、廃棄率がグッと下がります。最初はExcelやGoogleスプレッドシートで十分です。日次で「客数・売上・商品別注文数」を記録するだけで、3ヶ月後には精度の高い予測ができるようになります。


まとめ:値上げの前にできることがある

物価高騰が続く中でも、値上げせずに利益を守る方法はたくさんあります。

✅ 原価率を月1回スプレッドシートで再計算する
✅ 計量器でオーバーポーションをなくす
✅ ABC分析で売れないメニューを削除する
✅ 日替わりメニューで食材を使い切る
✅ 売上データをもとに仕込み量を設定する

これらを地道に実践することで、価格を上げなくても利益率を改善できます。そして、原価を守りながら常連客を増やすには、来店のたびにQRガチャで楽しんでもらい退店後のメールで自動的に再来店を促す、TORQで再来店を自動化する → https://torqs.app

関連記事

TORQ

うれしいサイクルがまわりだす

TORQは飲食店向け全自動売上アップツールです。リピーター獲得・来店促進・クーポン配布をまるごと自動化します。

1ヶ月無料で試す →