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売上を底上げする「再来店率」の高め方|飲食店オーナーが今すぐできる5つの施策
売上・経営改善

売上を底上げする「再来店率」の高め方|飲食店オーナーが今すぐできる5つの施策

再来店率を10%改善するだけで売上は大きく変わります。飲食店オーナーが今日から実践できる、顧客が自然と戻ってくる仕組みづくりを具体的に解説します。

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売上を底上げする「再来店率」の高め方|飲食店オーナーが今すぐできる5つの施策

新規集客にお金をかけても、なかなか売上が安定しない——そんな悩みを抱える飲食店オーナーは少なくありません。実は、売上を安定させる最短ルートは「新規客を増やすこと」ではなく、「一度来てくれたお客様にもう一度来てもらうこと」 です。

マーケティングの世界では古くから、「新規顧客の獲得コストは既存顧客の維持コストの5倍かかる」と言われています(いわゆる「1:5の法則」)。つまり、再来店を促す施策に力を入れるほど、コストを抑えながら売上を伸ばしやすくなるのです。

この記事では、飲食店オーナーが今日から実践できる再来店率の高め方を、具体的な施策とともにご紹介します。


再来店率が1割上がると売上はどう変わるのか

まずは数字で現実をイメージしてみましょう。

たとえば、月間来客数が500人のお店で、現在の再来店率(2回目以降の来店割合)が20%だとします。これを30%に引き上げると、リピーター数は月100人→150人に増えます。客単価が3,000円とすれば、それだけで月15万円の売上増になる計算です。

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再来店率の改善は「地味な施策」に見えて、実は最もコストパフォーマンスの高い経営改善策のひとつです。ではどうすれば再来店率を高められるのか、具体的な方法を見ていきましょう。


施策①|退店後のフォローを仕組み化する

再来店率が低いお店に共通するのが、「お客様が帰ったらそこで関係が終わる」という状態です。

飲食店は来店中の体験には気を配りますが、退店後のフォローが抜け落ちていることがほとんどです。これは非常にもったいない。なぜなら、来店直後はお客様の満足度と記憶が最も高い状態にあり、フォローをするベストタイミングだからです。

退店後のフォロー施策として有効なのが、自動メールによる段階的なアプローチです。たとえば、こんな流れが効果的です。

  1. 来店翌日: お礼のメールを送る(「昨日はご来店ありがとうございました」)
  2. 3〜5日後: 次回使えるクーポンを送る
  3. 2週間後: 「最近どうですか?」的なリマインドを送る
  4. 1ヶ月後: 再来店を促す特別クーポンを送る

この流れを手動でやろうとすると、スタッフの工数がかかりすぎて続きません。重要なのは、一度設定したら自動で動く仕組みにすることです。


施策②|「また来たくなる体験」をお会計前に仕込む

再来店のきっかけは、在店中に生まれることも多いです。「次も来よう」と思わせる仕掛けを、お会計のタイミングに組み込みましょう。

特に効果的なのが、ゲーム性を活用した体験です。

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たとえば、QRコードを読み込むとガチャが引けて、割引クーポンや特典が当たる——という演出。これは「また来たらガチャ引けるんだ」という来店動機を自然に生み出します。単なるクーポン配布と違い、ワクワク感が伴うため、お客様の記憶にも残りやすいです。

実際、ゲーム的な仕掛けを来店体験に組み込んでいるお店では、QRを読んだお客様の再来店率が通常より高くなる傾向があります。「特典をもらった」ではなく「楽しい体験をした」という印象が残るからです。


施策③|口コミ・紹介を自動で広げる仕組みを作る

再来店率を上げながら同時に新規客も増やせる、一石二鳥の施策が友人紹介の仕組みづくりです。

飲食店では、知人から「あそこ美味しかったよ」と聞いて来店したお客様は、初めから信頼度が高く、リピーターになりやすい傾向があります。つまり、口コミ経由の新規客はLTV(顧客生涯価値)が高いのです。

ただし、「気に入ったら友達に紹介してね」と言うだけでは動いてもらえません。大切なのは、紹介しやすい仕組みを用意することです。

具体的には、各お客様専用の紹介リンクを発行し、そのリンクから来店があった場合に紹介者へお礼の特典が届く——という流れを自動化すると、紹介が継続的に発生しやすくなります。お客様が「誰かに紹介したい」と思ったその瞬間に、すぐ使えるリンクがあることが重要です。


施策④|クーポン運用をデジタル化してコストを下げる

「クーポンは紙で配っている」というお店はまだ多いですが、紙クーポンには見えないコストが積み重なっています。

  • 印刷代・デザイン代
  • 配布・回収の手間
  • 使用状況の把握ができない
  • 期限切れや紛失のトラブル

デジタルクーポンに切り替えることで、これらのコストをまるごとカットできます。また、どのクーポンが使われたかがデータで確認できるようになるため、効果的な施策と不要な施策の仕分けができ、PDCAを回しやすくなります。

紙クーポンからデジタルへの移行は、一見ハードルが高そうに感じますが、お客様にQRコードを読んでもらうだけで完結する仕組みなら、ITが得意でない方でも無理なく導入できます。


まとめ:再来店の仕組みは「一度作ったら自動で動く」が理想

再来店率を高めるために重要なのは、以下の4点です。

  1. 退店後のフォローを自動化する(お礼メール→クーポン→リマインドの流れ)
  2. ゲーム性のある来店体験を作る(QRガチャなど)
  3. 口コミ・紹介が広がる仕組みを用意する
  4. クーポンをデジタル化してコストとデータを管理する

どれも「毎日手作業でやる」ものではなく、一度設定したら自動で動き続ける仕組みに育てることが大切です。オーナーやスタッフの手が離れていても、お客様との関係が続いていく状態を作ることが、安定した売上への近道です。

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