屋台・催事出店で赤字になる5つの原因|売上が「マイナス51万円」になった実例から学ぶ改善策
屋台・催事出店で期待した売上が出ずに赤字になるのはなぜ?実例データをもとに、商品選定・立地・在庫管理など次回に活かせる改善ポイントをわかりやすく解説します。
飲食店のリピーター・売上アップを自動化したい方へ
1ヶ月無料で試す →屋台・催事出店で赤字になる5つの原因|売上が「マイナス51万円」になった実例から学ぶ改善策
お祭りやマルシェ、フードイベントへの出店は、新しいお客様と出会える絶好のチャンスです。しかし「思ったより売れなかった」「経費を差し引いたら赤字だった」という経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。
ある屋台企画では、売上30万500円に対して経費が82万円かかり、純損益がマイナス51万円という結果になりました。一回の出店でこれだけの損失が出てしまうのは、決して珍しいことではありません。
この記事では、屋台・催事出店でよくある失敗の原因を整理し、次回に活かせる具体的な改善ポイントをお伝えします。
よくある失敗①:商品ラインナップが「その日の気候」と合っていない
屋台販売で最初につまずきやすいのが、商品選定のミスです。
たとえば、夏の炎天下に熱々の汁物を並べても、お客様はなかなか手を伸ばしてくれません。逆に、肌寒い秋のイベントでかき氷を前面に出しても同様です。
ある出店事例では、かき氷(300円)が150杯売れた一方で、揚げポテト(目標300セット)の実績はわずか30セット(達成率10%)、唐揚げ(目標350セット)も実績40セット(達成率約11%)にとどまりました。同じイベントでも商品によってここまで差が出るのは、季節感や気温とのミスマッチが大きな要因のひとつです。
改善ポイント
- 出店日の天気予報・気温を事前に確認する
- 「その気温・天気でお客様が食べたいもの」を軸に商品を絞り込む
- 複数商品を並べるより、売れ筋に集中したほうが在庫管理もしやすい
よくある失敗②:立地と事前準備の甘さが当日の命取りになる
どんなに美味しい商品でも、お客様が来ない場所に出店してしまっては売上は上がりません。出店場所の良し悪しは、屋台売上に直結します。
また、事前準備の不足も深刻な問題です。テントや什器が揃っていない、スタッフへの役割分担が決まっていないといった状態で当日を迎えると、現場の士気が下がり販売パフォーマンスにも悪影響が出ます。
実際、爆弾キャンディ(300円)は開始1時間で100本が完売したケースがあります。これは立地・タイミング・商品の組み合わせがうまくはまった好例です。逆に言えば、条件が揃わなければ同じ商品でも全く売れないことになりかねません。
改善ポイント
- 出店前に必ず会場を下見し、人の流れと自分のブースの位置関係を確認する
- 運営ルール(電気・水の使用可否、看板の高さ制限など)を主催者に事前確認する
- テント・テーブル・のぼりなどの什器リストを作り、前日までに準備を完了させる
よくある失敗③:在庫管理の見通しが甘く「売り切れ」と「廃棄ロス」が同時に起きる
屋台では、在庫の過不足が利益に直接影響します。
売れ筋が早々に品切れになればチャンスロス、逆に売れ残れば廃棄コストが発生します。前出の事例でも、売上30万500円に対して経費82万円という結果の背景には、仕入れ・在庫管理のコントロール不足があったと考えられます。
屋台収益の基本は「低単価×高回転」です。フィリピンの屋台のように、安価な商品を次々と回転させて行列をつくるモデルが利益を生みやすい。国内でも、キリ(串)400円×250本のような商品が手堅く売れるのは、単価・回転・在庫管理のバランスが取れているからです。
改善ポイント
- 商品ごとに「目標販売数」と「原価」を出店前に設定する
- 販売ペース(1時間あたりの販売数)を途中でチェックし、在庫を柔軟に調整する
- 売れ残りリスクの高い商品は仕入れ数を抑え、回転率の高い商品に重点を置く
まとめ:屋台出店の「一期一会」を常連客に変える仕組みを作ろう
屋台・催事出店の失敗を防ぐには、①気候に合った商品選定、②入念な事前準備と立地確認、③在庫の数値管理という3つの柱が欠かせません。
ただし、どれだけ当日の販売を改善しても、それだけでは「一度会っただけの出会い」で終わってしまいます。催事で接触した新規のお客様を店舗の常連客へと育てていくには、来店後のフォローアップとリピート促進の仕組みが不可欠です。
QRコードで退店後のお礼メールを自動送信し、クーポン配布・リマインドまで自動化できるTORQで再来店を自動化する →



